スタブシャフトの加工不良率低減に伴うコストダウン事例

スタブシャフトの加工不良率低減に伴うコストダウン事例

御困り事内容 加工不良率の改善 業界 自動車
用途 ドライブトレイン部品 提案効果 不良率の低減

Before

この事例は、お客様よりスタブシャフトの加工不良の低減についてご相談いただいたVA・VE提案事例になります。
加工不良率はコストを大きく左右します。加工条件の見直し・工夫によりコストダウンを図るべく、社内で検討を重ねました。

After

そこで、社内で圧入しているダストカバー圧入部分の公差をXからYに緩和することにより、加工不良率を低減することができました。
公差をYに変更しましたが、圧入トライの結果、圧入荷重も問題ないことが確認できました。つまり、部品本来の機能性に影響を与えることなく、不良率を下げることができたということになります。

POINT

本事例のポイントは、規格緩和により不良率を低減した点にあります。
一般に、要求精度・公差が厳しければ厳しいほど、加工時間やコスト、そして加工不良率は高くなります。したがって、部品の機能性に影響を与えない範囲で規格緩和していただくことで、不良率の低減につながりコストダウン効果を得ることができます。
当サイト量産シャフト加工VA・VEセンターを運営する東陽製作所では、本事例のような規格緩和によるコストダウンを提案してきた実績が豊富にございます。量産部品のコストダウンにお困りの方はぜひ当社にご相談ください。

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